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日記 〜肉も生きている〜
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2002年6月分

2002/06/29
千代田区では路上でタバコが吸えなくなったらしい。たいへん困る。ハニ〜と秋葉原デートができないじゃないか。


仕方ないのでこれからは、ハニ〜のクチビルとかチクビとかみみたぶとかチンチンをちゅうちゅう吸いながらデートだな、って決心した。ハニ〜はきっと嫌がるだろうから、一石二鳥だ。
2002/06/28
今日はハニ〜が会いに来てくれたよ。
ハニ〜はナマイキにもiショットを買ったらしい。自慢していた。でもあまり触らせてくれなかった。ケチンボ。
そんでiショットで染吉のシブイ1枚を撮っていた。目を細めてタバコを吸う、まだら金髪の太ったおばさん。撮った写真を見て、こういう人ってよくパチンコ屋にいるよな、って思った。そしてこれからはハニ〜の携帯に染吉から電話がかかると、携帯の窓にその写真が出るそうな。なかなかステキだ。


染吉がハニ〜の前で平気で屁をブーブーこいていたら、ハニ〜は「最低」と言っていた。どうしてだ?屁は嫌いな人や知らない人の前ではこけないよ。仲良しだから屁をこいても恥ずかしくないんじゃないか。心を許してるってことなのに。好きってことなんだよ。わかってないなぁ。
早くハニ〜も染吉の前で屁をブーブーこいて欲しいよ。においも嗅ぎたいし。
2002/06/27
またティッシュを一緒に洗濯してしまった。おデブな染吉のワードローブはほとんどが黒か紺だ。大変困るのだ。


ここでひとくちメモ。
誤ってティッシュを一緒に洗濯してしまった場合、洋服などについたティッシュのカスは、乾く前に取り除きましょう。乾いたあとだとこびりついてしまって大変です。


家事はロクにできないけど、こういうことはよく知っている。しかも誰に教えてもらったわけではない。身をもって知ったのだ。
2002/06/26
今日こそは残業しなかった。逃げて帰ってきた。また次いつ残業かもわからないので、逃げられるときには逃げる。


なんか残業ばっかなので、まだ今日は水曜日という事実が受け入れられない。もう金曜日じゃないのか。がっくり。
2002/06/25
残業していると、必ず部長が見回りに来る。サボってないか、ムダな人間がいないかどうか、要は人件費削減のためのチェックなのだ。
そしてチェックマン部長は、染吉がいると必ず「何時までやるの?」と声をかけていく。せっかく人員整理しても、残業代がかかってしまうのが気になるらしい。
そんなこと言ったってさぁ。染吉だって早く帰りたいよ。好きで残業してるんじゃないやい。


その対策には飴ちゃんがいちばんだ。部長は飴ちゃんが大好きで、机の上に置いておくと目を輝かせて「一個もらっていい?」と聞いてくるのだ。レモン味とかオレンジ味とか、柑橘系がけっこう好きみたいだ。飴ちゃんがない場合は、おせんべとかチョコレートとかでも大層よろこぶ。


これもいわゆる袖の下になるのか?
2002/06/24
月曜日からいきなり残業。しかもひとり。
あまりに忙しくてトイレに行けないのはもちろん、ブラジャーの食い込みが、汗をかいたので痒くてたまらないのに掻けなくて、悲しくなった。どんなに忙しくとも、せめて痒いところを掻く時間くらいは欲しいと思った。
2002/06/23 (2)
「史上最低 元カレコンテスト * 清水ちなみ&OL委員会」を買って読んだ。当然読みながら、染吉自身の経験もチラホラと頭をよぎった。誰がいちばん最低だったかなぁと。いろいろな面でいろいろな人が最低なので、よくわかんないや。てへ。


でもよく考えると、そんな最低の扱いしかしてもらえない自分がいちばん最低なのかなーと思う。染吉だからこうするんでしょ。染吉にはこんなことしてもいいと思ってるんでしょ。ってな風に。


あーなんかブルーになってきた。昨日は医者に行ったらまたしても抗鬱剤増やされたんだ。それ飲んで寝よう。てゆうか今まで1年半通って、初めて医者は染吉に処方してるのが「抗鬱剤」だと白状したのだ。今までは「イライラしない薬」とか「よく眠れる薬」とか言ってたんだけどなぁ。
2002/06/23
どうも腹の具合がよろしくない。快便が自慢なのに昨夜からウンコ出ないし。
そう思っていたら、夕方トイレでタンポンを引っこ抜いて便座に座ったら、「ブーッ!」っというすごい屁が出たかと思うと、そのあとに「ブッスゥゥゥゥゥ〜〜〜〜」と非常になが〜いスカシっ屁が出た。別にガマンしてたわけじゃないのに、なんでこんなに屁が溜まっていたんだろう。タンポンが膣から腸を圧迫していたのか。
あとは何回もウンコをし、その合間にこれまた何度もすごい屁をこきまくった。肛門が裂けるような「バリバリッ!」っていうのとか。実際肛門ヒリヒリしたし。


染吉宅では洋式なのは階下だけなので、何度も階段を上がったり降りたりした。しかもウンコとおならを大量に放出したのだ。今日一日できっと5キロは痩せている気がする。
2002/06/22
朝起きたとき、喉が渇いていたので枕もとにあった生茶を飲んだ。寝ぼけた頭で、確か昨日かおととい飲んだ残りのはずだよなぁと思いながら。
飲んだらなんの味もにおいもしなかった。よく見るとペットボトルが薄汚れている。まさかと思って中を覗いたら、なんとカビが浮いていた。


もう今日は1日下痢ピーかなぁと思っていたけど、今現在(午後11時)まで腹の様子はなんともない。生理痛の頭痛のほうが、よっぽどダメージが大きい。カビなんぞ、染吉の敵じゃないなと思う。
2002/06/21
さみしい。
仕事場で仲良しだった男の子が、よその部署に島流しになってしまった。あと1ヵ月で辞める予定だったから、もうすぐお別れだなぁと思っていたら、さらに早くお別れになってしまった。もう会社で仲良くお話する人もほとんどいないなぁ。
こんなだったら、最初から誰とも仲良くしないほうがよかったな。なんだか染吉ひとりが取り残された気分だ。つまんない。
2002/06/20
この前ハニ〜と安楽亭で焼肉を食べた。染吉の腹にはまだまだ余裕があったにもかかわらず、ハニ〜はもうお腹いっぱいで苦しい苦しいと、歩きながら腹をさすっていた。なのでそのパンパンのお腹をぐーで押してやった。そしたらハニ〜はマジで怒って染吉の腹も押してきた。そのときのハニ〜の顔は、妙にムキになってて、まるで小学生の男の子みたいですごいかわいかったのだ。今思い出しても萌える。


実は今日の仕事中、そのことを思い出してひとりニヤついてしまったのだ。誰にも見られていないといいけど。
2002/06/19
いやもう、これで最後にするけれど。また仕事のグチだ。


実は社内に染吉のことをものすごい嫌っている男がいるのだ。理由は不明。初対面からずっと無視され、反対にこっちからなにか質問すると、なぜか言い返してくる。どうも責められてると思うようだ。とにかく常にこっちが悪意を持っているかのような対応をしてくるので、今では染吉のほうも無視している。挨拶もしない。ヤツが知りたがってることを染吉しか知らない場面では、他の人を介して話を聞き出すというせこいマネをさせないために、わざと席をはずしてやる。もし聞かれても、無視するか知らないと堂々とすっとぼけたりもする。仕事に私情を持ち込むのは不本意だけど、元はといえば向こうがそうしてきたわけだし。


そして先日の泣いて早退事件の裏には、こいつが絡んでいたのだ。今日も意気揚揚と染吉が間違ってることを言ってたと言いに来ていた。でもそのことはその時点ではそうだったのだ。別にうそを言ったワケでも間違ってるワケでもない。その後状況が変わっただけ。そんでなぜ変わったのかというと、ただ単にそいつの仕事が悪いから。でもだからといって、誰もこいつのこと責めたりしてるわけではない。それなのにこいつは今までも何度か、自分の仕事のデキのお粗末さを誰に言うでもなく言い訳をしたりしていた。


そういったことを含む今までのこいつのやってきたことや言動を考えるに、どうもこいつは自分の仕事のデキをみなから責められてると思っているふしがあるのだ。んで、そうした自分の仕事のデキの悪さの責任転嫁をしているのではと思い当たった。しかも染吉がいるところ全員を敵に回さずに、巧妙に染吉だけをターゲットにして。もともと染吉のこと嫌ってるしな。もちろん本人がはっきりそう言ったわけじゃないけど、たぶんそうなんだなと気づいたのだ。


そうしたら話は簡単だ。要は勝手な被害妄想から嫌がらせをしてきているわけだから。
とりあえず今日は、伝達事項はどうでもいいことまで口頭でなくすべて「6/19現在」と書き込んだ書面にし、ヤツの仕事の新しいミスを発見して、それをヤツでなくヤツと同じ部署の別の人に報告するよう、夜のバイトに指示して帰ってきた。染吉のやってる仕事なんて、所詮パートの仕事だ。人間誰だってミスはするもんだよと言い切れる程度まで問題やミスを無くすことくらい簡単だ。あとはその証拠を残しておけばいいんだろ。


もう辞めようかなと思ったけど、そいつに染吉を敵にまわしたことを後悔させるまでは、絶対辞めないことにした。性根が腐っているのと性格が悪いのとは違う。性格が悪い第一人者の意地に賭けても、この性根の腐ったゴキブリヤロウを叩きのめすことにしたのだ。
2002/06/18
今日は頭痛がすると言って午後から仕事に行った。結局昨日の話はあのままうやむやになったらしい。単に染吉が悪いところを指摘されて、逆ギレして泣いたということらしい。ただ言ったほうも、ちょっと言い方がきつかったんじゃない?という程度だ。実はそういうことじゃないんだけどな。でも別にもういいんだ。


今までは誰が見ていなくともずるいことしたことないし、はいはいと聞く振りして実はやらなかったりなんてしたことないし、他の人がみな放り出して帰っちゃっても、黙ってひとりで残って始末してきた。仕事なんて、いくら誰かが休もうが帰ってしまおうが、なくなるもんじゃないのだ。誰かがやらないと片付かない。だから染吉がその誰かになってきた。
でもそんなの、やって当然でやってなければ文句を言われる。別に染吉だけの仕事じゃないのに。挙げ句の果てには私情から勝手にミスをでっち上げて、おまけにそれを確認もなしに責められる。しかも全然関係のない人に。なんかおかしくないか?


ということなので、これからはそうやって泥を被るようなことはすまいと決心した。染吉もみなと同じように仕事が残ってても放り出して帰る。気づいてても気づかない振りして知らん顔する。ミスや怠慢を責められたら、おとなしくはいはいと返事をして、あとはまた黙って元のようにミスや怠慢をしまくってやる。波風立てなければそれでいいんだろ?
2002/06/17
なんと会社で男の子と言い合いをして、泣いて早退してきてしまった。理由は長くなるのでアレだけど、なんかもう、全体的に理不尽な気がして、今まで溜まっていたものが爆発した。そして染吉は普段は薬で涙を止めているので、いったん出たら止まらない。悔しいけどしょうがないから帰ってきた。


そしたら夜に課長から電話があった。課長のいない時に帰ってきてしまったので、気になって電話してきたらしい。
一応ことの顛末を話したけど、全然信用できない。


なぜならヤツは、思い切り酔っ払っていたから。
2002/06/16
昨日はココイチでカレーを食ってきた。しかもひとりでだ。この調子ならきっと、吉野家でも大戸屋でもすき屋でも花月でもひとりで行けそうだな。もう染吉には怖いものはない。


てゆうかさ、染吉的には「ひとりでメシ屋」は最終砦だったわけで、今まではわざと避けていたのだ。でもなんか、もういいやと思ったのだ。
わかりやすくたとえると、はじめはガマンしていたけどそのうち彼氏の前でも平気でこくようになってしまった屁のようなものってことだ。


あ、そうそう。ちなみに染吉の中では、彼氏の前での屁は恥ずかしいことに入らない。
2002/06/15
あまりに金がないので、CDとゲームソフトを中古屋に売りに行った。持って行ったのは染吉会心のソフトばかりだ。FF7、ドラクエ7、チョコボの不思議なダンジョン。この3枚が各500円。なのであとはまとめて400円ということだ。CDなんて基本的に、1枚10円のようだ。1000枚でようやく1万円だ。こんなの、売らないほうがマシだろう。
帰ってから弟に聞いたところ、あそこはけっこう値段のこと知ってて、秋葉で高値のものはちゃんと高値だという。


弟は日本で発売されているほとんどの種類のゲーム機を所有し、毎週秋葉に通いわざわざちゃちい内容の昔のファミコンソフトなどを高値で買って来てプレイをするような、生粋のヲタだ。地元の行きつけのゲーム屋では、予約や取り寄せしたものを置く棚に、弟専用のコーナーまである始末だ。ついでにマンガと映画のほうもヲタで、ゲームソフトとマンガとLDとDVDとビデオテープのために、自室(8畳)以外に6畳と3畳をコレクション部屋として占領している。そしてヲタ生活に支障をきたすからという理由で、結婚するつもりもないらしい。どうだまいったか。我が弟はここまでのヲタだ。
そのヲタが染吉が中古屋でもらってきた明細を見て、「…ボロい商売なんだな」と呟いていた。


そして、「でもお姉ちゃんが持ってる64の牧場物語はたぶん2000円はすると思うよ。状態もいいし」と言っていた。2000円。今日持って行ったものすべてより高いではないか。「じゃあ売ってくるから返して」と言ったら、「あれはオレがもらったから」と言って返してくれなかった。ヲタなんて大嫌いだ!
2002/06/14
今日は、本当に心の底からムカついた。会社で。仕事で。
このままブチ切れて帰ってやろうかと思った。それなのに結局、9時半まで残業した。
一緒のおばさんは残業やりたくないので、5時過ぎたら急に具合が悪くなったようだ。毎度のことながら、いつも都合のいい時に具合が悪くなる人だなぁと思った。しかも課長が思い切り信じているので、「ハンッ!」と鼻で笑ってやった。お前ら仕事をなんだと思ってるんだ。


朝はもう今すぐ辞めてやろうと思ったほどムカついたのに、結局残業まで引き受けるハメになってしまった状況に、なんだかひとり仕事をしながらだんだん泣きそうになってしまった。みんなずるくていいかげんだ。見えないところは知らん顔するし、なにごとも中途半端のまま放り出して平気で帰る。いつも染吉がなんでも影でフォローして、最後につじつまを合わせているのだ。朝出勤したら、なんで昨日残していったことが片付いていると思ってるんだ?まさかコビトさんがやってくれたとでも思っているのか?


会社というものは、出勤してくる人に金を払うところではない。仕事をしてくれる人に金を払うのだ。骨の髄までサラリーマン根性が染み付いたヤツには、こんな簡単なことすらわかんないらしい。自営業上がりをナメるなよ。
2002/06/13
下痢がひどい。ひり出す時は必ずバ行の音がする。ときどきパ行。つーかひり出すもなにも、便器に跨った途端に出ちゃうんだけど。
もともと下痢体質でしょっちゅうやわいウンコをかましているし、回数も多いんだけど、今回のはまた違う趣向のようだ。先週から相当ひどくなってきていて、和式トイレには恐ろしくて入れない。飛びまくるから。ついでにトイレ以外で屁はこけない。実かどうかの判断ができないから。
これは今までの経験からすると神経性の下痢だ。間違いないであろう。そして原因は会社のおばさん。これも間違いない。


そう思っていたら、今日の夜に居間で父が、
「もうスゲーんだよ。正露丸も効かねーし」
「いつになったら治るんだよ」
などと、一生懸命母に訴えていた。


もしや我が家に、なんか菌が?
2002/06/12
昨日はあんまり暑かったので、昼休みに家に帰った時にメガネをやめてコンタクトに替えてから会社に戻った。会社にはロクに友達がいないにもかかわらず、結局終業時までに10人くらいの人に「メガネは?」と聞かれた。中には、「コンタクト買ったんだぁ〜」と言うヤツまで。まるでムダなイメージチェンジを図っているブスのような言い方はやめてくれ。コンタクトなんて10代の頃から使ってるつーの。


それにしても、染吉は他の人に単なる「デブ」と認識されていると思ってたけど、実は「メガネデブ」と認識されていたんだなと気づいた。
2002/06/11
最近はもう、会社のおばさんがストレスでたまらない。
仕事上でも問題あるんだけど、その他にも、いちいちいちいちやかましい。ちなみにウチの母もそうだ。ババァってみんなそうなのか。本当に、ひっぱたいてやりたくなるときがある。


なんでヤツラはなにごとも口にしないとダメなんだろう。始終ブツブツ言っている。暑い寒いは当たり前で、痛いだの届かないだのよく探しもしないであれがないこれがないだの。大して痛くもないなら口に出す必要はないし、届かないなら脚立を使うなり誰かに頼むなりすればいい。探し物は人に言う前に、まず自分でよく探せ。
あとは常に、ハーとかフーとかため息をつく。そしてヨイショとかウンショとか言う。くしゃみや咳をする時は、必ず声が混じってる。くしゃみや咳がうるさい人って、絶対に「声」も一緒に出してるものだ。「ハクチョン」などというくしゃみをしてかわいいのは、幼児か女子中高生だけだ。ババァの「ハクチョン」は勘弁して欲しい。


そしてなによりムカつくのが、なにかあるとすぐに「あっ」と言うところだ。しかも急に大きな声を上げるのだ。
字を書き間違えると「あっ」なにか思い出すと「あっ」ボタンが取れかかってるのを見つけると「あっ」。
なにか落とした日にはもう大変だ。この前なんて、


んっあぅ


と言っていた。どこの団地妻が喘いでいるのかと思った。
2002/06/10
基本的にスポーツには興味ないので、当然のごとくワールドカップも見ない。どれだけ世間が騒ごうが、本当にこれっぽっちも興味がないのだ。だからといって別に、ワールドカップだってそんな染吉を責めたりしないので、これでいいのだ。


ただ、「普段はサッカーに興味がないこの自分でさえも魅了してしまうワールドカップの魅力」について語るにわかファンは醜いと思う。オマエを魅了するということの、どこにそんな価値があるんだ?なんか勘違いしていないか?


先日居間にて、父がワールドカップを観戦していた。こいつもにわかファンだなと思った。だからヨルメシを食いながらコッソリ父を観察していた。しばらく「死んだのか?」と思うほどにじっとしていた父は急に立ち上がって、
「……ダメだ。わかんね」
と言い残して、寝てしまった。


本当はみんなこんなもんなんだろう??
2002/06/09
昨日のおデートは電車で出かけた。
染吉の隣には、ばーちゃんが座っていた。
しばらくするとこのばーちゃん、染吉に寄りかかってきた。なので染吉がじりじりと反対側につめても、ずっと寄りかかってくる。ふと気づくと、染吉とばーちゃんの膝と膝はかなり間隔が空いているのである。それでも寄りかかってくるとは、よっぽど熟睡しているのかばーちゃん。
そう思ってチラと隣のばーちゃんの顔を見たら、バリバリ起きていた。染吉に寄りかかってリラックスしながら、向かいのシートに座っている子供を見てニコニコと微笑んでいた。


染吉は寝椅子なのか。
2002/06/08
ふふ。今日はハニ〜とおデートだった。メインの目的はまんがの森にて開催の、「ゾンビ屋れい子原画展」。ゾンビ屋れい子とは、マンガのおもしろさと知名度がカンペキに反比例している超ナイス少女ホラーマンガだ。今、染吉いちばんのオススメ。ちなみにマンガヲタのハニ〜も染吉の弟も、はじめはバカにしていたけど読んでみたらおもしれ〜と言っていた。
しかし原画展のほうは残念ながらちょっとイマイチだった。本棚の上のほうに、額に入った原画が何枚か飾られているだけだった。しかも最終日だったので、サイン本は売切れだったし。
でもまぁ、いつものマンガじゃなくて大きな原画を見て、ちょっと感動した。この人の絵は丁寧でうまい。


そしてあとはハニ〜と、あっちこっちウロウロした。ハニ〜は染吉と一緒に歩きながらキョロキョロとデブを探して、「今日はデブが少ないなぁ」と嘆いていた。アホだなぁ。デブならすぐ隣にいるじゃないか。あとはバイクにもいっぱい乗せてもらったし、マニキュアも買ってもらった。次のデートの時に、つけて行くんだ〜♪
そしてヒルメシとヨルメシとハニ〜の高たんぱくバナナミルクをごちそうになって、シアワセ気分で帰ってきた。ゲップ。


ところで本日、重大な事実が判明した。
ハニ〜と出会ってから半年と少し。今までずっとハニ〜は染吉より3歳年上だと思っていた。しかしなんと、実際は6歳年上らしい。しかも本人、年齢の自覚ないらしい。そうだっけ?とか言っていた。別に何歳でもいいけど、染吉的にはなんだか非常にビックリだった。う〜む。
2002/06/07
この時期やかましいのが、暴走族もどきバイクだ。ヤツラは迷惑で不愉快なのはもちろんだけど、非常にカッコ悪いと思う。


まずだいいちに、暖かくなってくると増えるところが恥ずかしい。しかも春先は昼間だけうるさく、今のように夜中でも暖かくなってくると、夜中にもうるさい。真冬の寒いときにもかっ飛ばしてみろってんだ。


次に信号無視がお見苦しい。なぜわざわざ左右を確認するのだ。ブレーキなぞかけずに、イッキに突っ込んでしまえ。


そしてノーヘルなのが一番みっともない。ヤツラは決まってプリンだ。気合入れてブリーチしたら、1年は放ってるようだ。


結局のところただ単に、だらしなくてずるくていいかげんで自分勝手ということを、爆音とともに世間に晒しているだけなのだ。本人たちは多分、バシッと決めてるカッコいいところを注目されていると思ってるけど、実はみんなは開けっ放しの社会の窓をバカにしているというワケなのだ。こじつけっぽいけど、そんな感じだ。


恥を知るって、大事なことなんだけどな。
2002/06/06
染吉が一生懸命労働に励んでいたら、会社の若者に「ブラジャーが肉に食い込んでいる」と注意された。今さらそんなこと言われても。食い込んでるのはブラジャーだけではないし。
しかしせっかくなのでお礼に、「こういうのはね、鏡もちラインて言うんだよ」と教えてあげた。何段かと聞かれたので、「乳、脇、腹の3段だ」とも教えた。


ずいぶんウケていた。
2002/06/05
会社の男の子が、「iショット」なるデジカメつきの携帯を買ったので、ちょっと遊ばせてもらった。
けっこうキレイに撮れるし、なかなか楽しいので、ハニ〜に「欲しいにゃー」と言った。ハニ〜も欲しいって言ってた。


しかしそのあと、「でもああいうのって、浮気とかバレそうだよね」と言っていた。バレるとかバレないとか、それ以前に浮気しなきゃいいべ!!
2002/06/04
今日は午後から急に腰が痛くなった。いつもの腰痛と違って生理痛のような痛み。どうも風邪のようだ。だから会社に常備しているパブロンを飲んだ。そんで、「あーなんか風邪っぽい」とつぶやいた。つぶやいただけなのに。


そしたら会社のおばさんが急に、「あ〜、いたたたた」とか言い出した。ついでに「はぁ〜」とため息をついたりして、一生懸命自分の「つらさ」とアピールし出した。どうも自分が一番具合が悪くないと、悔しいらしい。


でもいつものことなので、シカトしといた。
2002/06/03
染吉は会社に友達がいない。顔見知りのおじさんおばさんや、仕事中にちょっとふざける男の子とか、そんくらいだ。
でも特に困ったりしない。もともと女同士寄り集まって、キャッキャやるのが好きではないし。思えば中学高校時代も、皆でトイレに行くのが嫌で、いつもひとりでさっさと行っていた。トイレなんて夏は暑くて冬は寒いところ、さっさと行ってさっさと帰ってくるに限る。


会社は普段は当然仕事をしに行っているわけで、別に友達なんていなくとも、自分に割り振られたことを自分の部署でやっていればいい。でも休憩とか、そんな時にちょっと困る。


染吉が喫煙所でタバコを吸っているとき、当然他にも人がいるんだけど、女性というものはたいていの場合、数人で寄り集まっておしゃべりをしている。大きい声でキャーキャー笑っていたかと思うと、急に声をひそめたりする。なにが楽しいんだかなにが目的なんだかわかんないけど。
しかし染吉は一人だ。話し相手もいなければ、タバコを吸う以外特にすることもない。でも染吉自身はぜんぜんそれで構わない。そういう時、「アタシはそんな女とは違うのよ」バリに、男の人たちの輪に入る見苦しい人もいるけど、染吉はそんなつもりもない。ひとりタバコを吸いながら、ハニ〜の脇の下のニオイに思いを馳せたりしているのだ。放っておいてくれ。


でも女性特有の、群れを作る習性を備えた人達から見ると、そんな染吉は目障りらしい。なんだかおしゃべりの声が止んだなと思うと、視線を感じたりする。別に染吉はキミたちのつまんない会話なんぞ聞いていないぞ。
それだけならまだしも、ときどきそんな染吉を不憫に思う人もいるらしく、話し掛けられたりもする。やめてくれ。別に染吉はかわいそうな人じゃない。キミたちのように、つまんない話しに相槌を打ったり、おもしろくもないことで笑ったり、いちいち複数人数で移動しないといけなかったりするくらいなら、全然ひとりでいたいのだ。


群れをなしたがる人には、染吉の気持ちはわからない。染吉には、群れをなしたがる人の気持ちがわからない。
2002/06/02 (2)
あんなに心配させたくせに、ハニ〜は今朝「おはよう♪」と、おとといのメールの返事を送ってきていた。許せん。なので今度会った時は、お仕置きです。キッツイの。


今日は一日中、寝たり起きたりの病人のような生活をしていた。非常に気持ちがいい。こんな日は大好きだ。
ただ、人間失格な気がしないでもない。
2002/06/02
んと…。
ただいま夜中の3時。10時半に寝たんだけど、目が覚めてしまった。ついでに携帯のメールをチェックしてみるけど、メールはきていない。
実は昨日もおとといも、ハニ〜からメールが来なかった。昨日もおとといもおやすみメールをしたんだけど。
ハニ〜はこの前、「染吉の問いかけにはすぐに応えるようにしている」と言ってくれた。それは携帯のメールも同じで、ハニ〜はわりにすぐに返事をくれる。どっちかというと、染吉のほうがすぐに返事をしなかったりするかもしれない。なのに2日も続けて連絡がないのだ。アクセス解析を見ても、ここを見に来ている様子もない。また新しい女か?と疑う以前に、非常に心配だ。もしかして事故にでも遭ったのでは。バイク乗るしな。それとも急病かな。本人じゃなくて家族の誰かとか。


大好きだけど、実際のところお互いによくわかっていないのだ。会っていないときの時間。2人の時間以外の生活。例えば急に死んでしまった場合、どっちが死んでも相手に連絡が行くことはない。そんな関係だ。


つーかとにかく、そんな関係を嘆く前に心配だ。明日は起きたら電話をかけてみるつもりだ。
2002/06/01
久しぶりの友達から電話があった。
染吉はあんまりこの人が好きくないので距離を置いていたら、いつの間にか疎遠になってしまったのだ。だから特に話すこともないので、軽く困った。でもそんな人は染吉だけじゃなかったらしく、その子が他にも疎遠になった人に、急に電話をかけてお茶に誘ったりして、あちこちに小さな迷惑をかけているという噂を耳にしたことがある。どうも全然友達がいなくなちゃったらしいのだ。


別にどこがどうのってわけじゃないんだけど。
見た目は小柄で森高千里似。とってもかわいい。しかも痩せてるのにDカップだ。ちゃんと仕事を持っているけど、家事も好き。実家にいるときも、別に誰に頼まれるわけでもないのに家族にご飯作ったり掃除洗濯をしていた。
別に派手じゃないんだけど、それなりに遊びもする。いろんなところに行ったこともある。ウザくない程度に好奇心旺盛。複数人数で出かけても協調性に欠けたりしないけど、ひとりの時間もそれなりに楽しんでるらしい。そしてちゃんと貯金もしているし、自分で車も所有。


しかしこの人、染吉が知ってる限りで3回婚約破棄されている。1回は結婚式場の予約までしたのに、逃げられた。
そして上記のように、友達もどんどん皆疎遠になってしまうらしい。どこが悪いのか?


たぶんそれはきっと、心根なんだと思う。
人間てどっか割り切れないときがあったりするもんだ。いけないとわかっていても、つい悪いことに手を出してしまったり。自分にとって損だとわかっていても、つい骨を折ってあげたり。どんなクールな人でも、生きていればそんなときが何度かあったはずだ。そしてそれは「弱さ」って言われたりする。


でも彼女はきっと、そんなことしたことなかった人なんだろうと思う。だから、「わかっていてもつい」っていう人の気持ちは、一生わかんないと思う。人の弱さというものが、受け入れられないのだ。


そして未だに、そんな自分に気づいていないみたいだった。



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